渋谷アピアドキュメント

友川かずき 1995-01-01

专辑简介

ミュージシャン: ボーカル&アコースティック・ギター:友川かずき ピアノ&アコーディオン:永畑雅人 プロデューサー:生悦住英夫(PSFレコード) エンジニア:伊東哲男(アピア) アート・ディレクション&デザイン:神山昇 現在(1998年)の本拠地、渋谷アピアでの1993年から1995年までのライブ録音から、ベスト・テイク、レア・テイク、新作を選りすぐった作品。アピアは音響がよいので、未体験の方は是非1度足を運んでみてほしい。 「水には映らない」「子らはみな血を殴るためにうまれた」「春」「コスモスと鬼」「夢のラップもういっちょう」(クレジットは「夢のラップもういっちょ」となっているが、本人の弁では「夢のラップもういっちょう」が正しいそうだ)「もろびとの無常」「さすらい」の7曲が初CD化となる。それらと対照的に「泥棒猫夜走る」「小さな詩」「乱れドンパン節」といった初期の作品が収録されているのが特徴。「ドキュメント」という命名にふさわしく、本作のバージョンのほうが曲本来の姿を生々しく伝えてくれる。 聴きものは小林旭のバージョンが有名な「さすらい」。作者不詳のこの曲は、「作品は作品のもの」「自分のものでもないし、他人のものでもない」と語る友川かずきにずっぽりとはまっている。固有の歳月を重ねてきた者だけに、この「渋み」は出せるのだろう。