Akatsuki_Hikaru
更新时间:2025-01-24 16:24:09
文件格式:mp3
袖丈が覚束無い夏の終わり
明け方の電車に揺られて
思い出した
懐かしいあの風景
たくさんの遠回りを繰り返して
同じような町並みが
ただ通り過ぎた
窓に僕が写ってる
君は今もあの頃みたいに
いるのだろうか
ひしゃげて曲がった
あの自転車で走り回った
馬鹿馬鹿しい綱渡り
膝に滲んだ血
今はなんだかひどく虚しい
どれだけ背丈が変わろうとも
変わらない
何かがありますように
くだらない面影に励まされ
今も歌う今も歌う今も歌う
忙しなく街を走るタクシーに
ぼんやりと背負われたまま
くしゃみをした
窓の外を眺める
心から震えたあの瞬間に
もう一度出会えたらいいと
強く思う
忘れることはないんだ
君は今もあの頃みたいに
居るのだろうか
靴を片方茂みに落として
探し回った
「何があろうと僕らはきっと
上手くいく」と
無邪気に笑えた
日々を憶えている
どれだけ無様に傷つこうとも
終わらない毎日に花束を
くだらない面影を追いかけて
今も歌う今も歌う今も歌う
朝日が昇る前の欠けた月を
君もどこかで見ているかな
何故か訳もないのに胸が痛くて
滲む顔霞む色
今更悲しいと叫ぶには
あまりに全てが遅すぎたかな
もう一度初めから歩けるなら
すれ違うように君に会いたい
どれだけ背丈が変わろうとも
変わらない
何かがありますように
くだらない面影に励まされ
今も歌う今も歌う今も歌う
朝日が昇る前の欠けた月を
君もどこかで見ているかな
何もないと笑える朝日がきて
始まりは青い色