風来ゾリステン - 東京日記
作詞:ノア
作曲:ノア、大森純
忘れられた街と
退屈そうな陽炎
焼けた骨の音と
灰色の臭い
流れ着いたのは
理性と衝動
淡い光に
包まれては消える
電気灯の霧の帷幕
闇をどこまでも深くする
砕け散った花瓶の
欠片は星のようだ
君の声が
今日も遠くで聞こえた
偽りの眼で
映したものはなんだろう
生温い指先
ぎらぎらと光る
硝子戸に映った
レコードは回る
耳を掠めた
サラサーテのうわごと
喧騒だけが孤独を生み
僕に幻を見せるのだろう
砕け散った花瓶の
欠片は星のようだ
その愛情は
永遠になったのかな
埃塗れの大通りを進んで
何処へ向かう
虹と狼の群れ
忘れられた街と
退屈そうな陽炎
黒い影を落として
ゆらゆらと揺れる