痛まぬ夢は壊れ
帰り道は思い出せた
また会えてうれしいな
きみが生きていてよかった
崩れた過去を眺めていた
ずっと待っていたの
全てが悪い夢で
無垢な朝で戻れればな
ぼくは弱いけど
きみを助けなきゃね
そう言って
枷を作ってたんだね
ごめんなさい
ぼくらに絡んでた赤い糸を
丁寧に解いた
靴紐を結ぶように
それを待つように
黒く塗り潰していた
霧が晴れたら
おはよう
きみがいない道でも
ぼくは選んでいけるよ
向いていた方向は
太陽のはずだったのに
見えていたのは知らない
なにか空っぽの幻
覚めずに続くよ
悪い現実は
逃げる場所なんてないんだよ
そのめで、みて
きみが居ない日々が
ずっとずっと怖かったよ
苦しみはきみが居るだけで
消えていくのに
ぼくらに絡んでた赤い糸を
丁寧に解いた
靴紐を結ぶように
それを待つように
黒く塗り潰していた
霧が晴れたら
おはよう
きみがいない道でも
ぼくは選んでいけるよ
ねえ、さいごにひとつだけ
希望を抱いてもいいかな
また昔みたいに、とか
思ってるんだ
新しい思い出のことも
話したいから