果ての森の 奥深くに 隠されたまま

永い日々を数えて 妖精は微睡む

世界樹から 零れ落ちた 命の欠片

夢を愛の形に 仕立て上げてく

宿命の時を知らせる 鐘の音色　響いて

柔らかな 光が満ちる

記憶紡ぐ妖精は 目覚める

かつて この世を 未来へ

導いた者 その意志を受け継いで

闇を消し去る勇気を　誰より強く

ただ溢れるままに　空へ咲かせよう

世界樹から 旅立つ朝 鳥はさえずり

風の色は 優しく心を包む

祝福の 祈りの声は

天上へと届いて 進むべき道を教える

希望を詠（うた）う妖精は 羽ばたく

かつて 嘆きの 涙が

全てを濡らしい 絶望に染めた時

闇を消し去る勇気を　誰より強く

ただ溢れるままに 掲げた勇者よ

望みある 未来へ

歩み続ける その覚悟を示した

闇を消し去る 勇気を誰より強く

ただ溢れるままに空へ咲かせよう