100万回のスヌーズ - Adeliae/初音未来(初音ミク)
作词: Adeliae
作曲: Adeliae
嗚呼 知っている 気付いている
私の方を睨んでいる
どうかして装飾して
忘れている様 振る舞っている
真実も狂言も
この狭い部屋に届いていない
それでいて 而して
紫の涙をシンクに落とした
ただ決まって
醒めるのは
螺旋階段の落下2秒前
君は100万回のスヌーズの
音を今止めた
開けた瞼の先 眩しき陽が朝を
焦がしてなくても
昏いトラウマで満ちた
水晶の帳を越えて
手を伸ばしたらもう
起き上がるしかないんだ
白んでいく 眩んでいく
蓮の花一つ浮かんでいる
その頭上で陣取って
五体満足にうずくまっている
芸術も想像も
泥に沈む世界に潜んでいる
重い腕 持ち上げ
淀んだ水にその筆を下ろした
ただ笑ってみせるのは
予定調和の印象操作
胸が決壊し出来た
洪水の根を今止めて
本を正せば 君が注いでいた
望みなんだろう
後悔を積み上げてできた
高い壁を越えて ジャンプしてみろ
解っていた孤独なんだ
自分で選んできたんだ
網膜に針を落とすような痛みが
安息を襲って 白昼に独り
馬鹿げた夢だけで
今も動いている心音
平静を装い 脳裏に置き去り
あたかも別人になった気で居たり
でも本当の自分は 檻の外なんだ
君が1000000回目の
アラームをまた見逃したら
1000001回目に生きてるかも
分からないだろう
自信矜持に満ちた万全期した
日のイメージを描いてるならもう
それは訪れない
君は100万回のスヌーズの
音を今止めた
目を醒ましたらもう
此処には戻れないんだ
リアルが待っているんだ