帰らぬ人 - MUCC

ムック

专辑:《新葬ラ謳》

更新时间:2025-03-08 21:09:35

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帰らぬ人 - MUCC 歌词

帰らぬ人 - ムック (MUCC)

词:ミヤ

曲:ミヤ

あの子はいつも一人ぼっちで

横切る電車をながめている

小さな身に似合いもしない

影を背中にしょって

七時半着の電車が通ると

あの子はかけ足でふみきりまで

ふみきりの向こうではあの人が

疲れた顔で笑っている

あの子はその日の出来事を

笑顔でいくつも話し始める

「先生はとても優しいよ」

「今日はあの子と遊んだよ」

あの人は「よかったね」と

頭をなでてくれた

あの子は一人ぼっちで

横切る電車をながめてる

もう帰ることの無い

あの人をひたすら待ち続け

遮断機の向こうの

あの人の笑顔忘れられず

そこから一歩も

動きたくはなかった

もう笑えない

もう笑えない

なにも聞こえない

なにも欲しくない

もう笑えない

もうあの人は帰ってこない

十三回目の紅い夕日が

恋瀬の辺に沈む頃

その現実は涙飛んだり

少年の頬を伝い落ちた

ずっと夢だと思っていた

ずっと分からないふりをしていた

どうしようもなく

こびりついた

聞き慣れない都会の雑音と匂いと

鮮やかなハクチブン

銀色の地下鉄がレールを駆けぶし

火花を散らし

まるでありのように

同じ方向で進む人の群れ

要塞の屋上に佇む

バステルからのレストラン

何もかもが美しい夢だった

涙の意味を受け入れようと

すればするほど喉が乾いてく

時は無性に流れ続けた

夢が夢のままであるために

もう笑えない

もう笑えない

なにも聞こえない

なにも欲しくない

もう笑えない

もうあの人は帰ってこない

みんなあの子に手をさしのべる

同情というとても冷たい手

なにを言われても

なにを与えられても

彼の部屋の鍵は閉じたまま

あの子はいつも一人ぼっちで

横切る電車をながめている

小さな身に似合いもしない

影を背中にしょって