マンハッタン (Live) - 岡林信康 (おかばやし のぶやす)
词:岡林信康
曲:岡林信康
暗闇の中に浮かび上がってくる
鉄とコンクリートで
出来たハチの巣
何万匹ものホタルをちりばめて
次かち次へと夜空につきささる
車の窓に迫ったこの眺め
思わず息を飲み込むこの俺は
あまりに小さい
Uhマンハッタンuhマンハッタン
俺の暮らしてる田舎のあの街に
比べりゃこいつはたしかに
バケモノさ
あの東京さえこいつに比べたら
どこかの
小ちゃな田舎町じゃないか
とてもじゃないが俺には
歯が立たぬ
おまけにロクに言葉も喋れずに
ひとりで来た街
Uhマンハッタンuhマンハッタン
心細さをかき立てる重い夜
のしかかる様に部屋から動かない
3つの子供がママの手を離れて
ポツンとひとり置き去りの
気分だぜ
も少し強いつもりでいたけれど
ライトに浮かび上がった摩天楼
窓から冷たく
Uhマンハッタンuhマンハッタン
明け方ようやく
ウトウトしかけたら
目覚まし代わりが
パトカーのサイレン
街には白いの黒いの黄色いの
誰もがギラギラ噛み付きそうな街
通りに被いかぶさる摩天楼
見上げる空は細くて長いのさ
重たい谷底
Uhマンハッタンuhマンハッタン
コンクリートに囲まれた谷底で
眠れない夜が3日も続く頃
壊れた金庫に閉じ込められたまま
大声でわめき出したいこの気持ち
もうあと20日あまりも
待たなけりゃ
ここから出られないのさ
チケットの冷たい日付は
Uhマンハッタンuhマンハッタン
この街で暮らす日本人と出会い
言葉に尽くせぬやさしさを
受けても
何かうわの空落ちてゆくその時
ニュージャージーへと
ドライブに誘われた
緑と土に溢れるその場所が
やさしく俺を包んでくれたとき
不思議な安らぎ
Uhマンハッタンuhマンハッタン
Uhマンハッタンuhマンハッタン
マンハッタンおまえを
わずか離れて
ドライブしたなら
緑のニュージャージー
マンハッタンそんなに
そびえてるけど
そうだよお前も緑の海の上
大きな腕に抱かれたダダっ子さ
どうしてそんな無理やり
そびえてる
こいつはお笑い
Uhマンハッタンuhマンハッタン
それから不思議に自分を取り戻し
やさしい友にも支えられ過せた
ニュージャージーまで
ドライブしなくても
マンハッタンには
セントラルパークが
疲れた人をいっぱい抱きかかえ
緑と土の優しい口づけを
力の源
Uhマンハッタンuhマンハッタン
Uhマンハッタンuhマンハッタン