蜥蜴の行方 - 田中B/镜音铃 (鏡音リン)
詞:田中B
曲:田中B
窓にはりつく赤い月さえも
忘れてしまうほどの明るさ
凍える雲雀の震えも収まる
樫の木はまだ
エマグラムを刻む
『曖昧な虚空の香りと
幻聴はなおも続く』
オリジナルの夏の蝉はやみ
蛍の火は枯れ
アスファルトさえとけていく
いつか見た月明かりの影
アマリリスの花
砕けた空が落ちてゆくだけ
窓にはりつく蜥蜴の足跡
褪せた夜空を無様に模る
砂にまみれた蒼
逆さまに映るさざ波
コロイド飲み込まれます
モノラルの悪魔の囁き
暁の終わり
灼けた並木も遠ざかる
斑を繰り返す瞬き
ほの蒼く照らす
消えた大地を踏みにじるだけ
何故何故
オリジナルの白い雪はやみ
メタルの雨降り
灰色の丘に降り積もる
やがていびつな火ばなのとき
暁は尖り
ひとり残らず消えてゆくだけ
だけ
ペガサスの折れたはね
砂鉄の朽ちたかおり
ブロンヅの蝉が鳴く
茜の雪が降りしきる
何故何故何故何故
何故何故