芝居の終焉 - Dios
词:Dios
曲:Dios
嘘の上に塗った嘘の
剥がし方を忘れている
直視できない残酷と
あなたの目を見ない
本物になりたい
よこせアイデンティティ
笑ってても泣いてても
借り物のエモ 全部偽物じゃん
叫んでも嘘臭いのは
リハーサルだと思ってるから
バレてんの もう本番だよ
震えが止まらないままで
白け切ってる舞台に立て
有りの儘をぶち撒けてしまえ
おれは本当の命を
ひとつとして知らずに歩いてきた
ピカピカした誰かを羨んでは
世界一上手く諦めた
風は冷たいし言葉は刺さると痛い
ジョークじゃ済まない
あの日あげた産声こそが
開演のブザーか 出遅れた
否応無しに迫られる分岐点で
吹雪いてる心の裡
凍りついてる心臓を解かせ
現れる本音はきっと
無様で幼くエゴに満ちてる
バレてんの もうそんなこと
誰だって変わりやしないよ
挫折だらけのくすみきった
ちっぽけなキャラクターーーーー
名前がある 生まれがある
町がある そのどこかにおれがいる
クラウドに蓄えたおれの過去は
おれなのか?
泥だらけが正義か?
膜を張った意識で浮いた泡 弾けた
刷り込まれた言葉を脊髄反射
笑ってても泣いてても
借り物のエモ 全部偽物じゃん
叫んでも嘘臭いのは
リハーサルだと思ってるから
バレてんの もう本番だよ
取り返しなんてつかないよ
白け切ってる舞台に立て
求めていた答えはそこにしかない