魔法使い - 焚吐
词:焚吐
曲:焚吐
编曲:鮎京春輝
あなたが空へ昇ってから
途端に苦手なことが増えた
僕を許す方法 アルバムを開く音
このピンチ
あなたならどうやって切り抜ける?
何万という言葉たちが
収容されたこの頭が
導き出す解は 驚くほど拙くてさ
いつもいつも
周りに迷惑かけてばっかなんだ
レンタルショップの隅っこ
あなたと最後観た映画は
今日も貸し出し中
感傷にさえ浸るなと?
何かがあった人たちが
何もなかったかのように
通り過ぎる
泣いている僕が
馬鹿みたいじゃないか
記憶の中のあなたは
とても不器用に
だけど上手に笑っていたよね
僕らの明日は
こんなにも輝かしいんだと
優しく騙してくれたよね
さあ あの魔法を
もう一度かけてくれないか
じゃないと
今にも呆気なく挫けてしまいそう
あなたが灰に変わってから
心の制御が効かなくなった
夜通し落ち込んで
親切だって無下にして
いつまでも
物覚え悪くってごめんね
真っ直ぐ歩けぬネオン街
聞こえた舌打ち
訳も分からないままに
ひたすら頭下げて
利口の対義語みたいな生き様
晒しているよ
この罰は
一体いつ頃終わってくれんのかな
記憶の中のあなたは
よろけながらも
力強く進んでいたよね
「どの困難にも
必ず意味があるんだと」
世界一イカした見栄を張ったね
さあ あの魔法を
もう一度見せてくれないか
一生に一度のお願い
「あいつの夢ごとお前は背負った」
なんて外野が宣っているんだ
全部が全部叶えられるほど
器用でも何でもない
あなたからも一言言ってやって
僕を一番に知り尽くしたあなたが
あなたは あなたはもう居ない
記憶の中のあなたは
とても不器用に
だけど上手に笑っていたよね
僕らの明日は
こんなにも輝かしいんだと
優しく騙してくれたよね
ああ
あの魔法に縋っているだけじゃ
いけないや
分かってる 分かってるけどさ
どうしたって寂しいよ