粘膜 - いのり/初音未来 (初音ミク)

词：柳本駿

曲：柳本駿

お前の中身を掻き回す

それだけが俺の楽しみなんだ

仕草 言葉 髪の匂い

何もかもが俺の腹を曇らせる

その目付きが針のように

突き刺さって

破裂しそうな 俺の 俺の 俺の

妄り 猥ら 愛をせがむ

その姿がピエロのようだと嘲る

君の台詞は聖書よりも正しく

俺の記憶を蒸し返す

ピエロに成り果てた

その生意気な面を愛せるように

二度と笑えなくしてやろう

逃れたつもりが いつもの穴の中

爛れた瞳に 光は差さない

中指をおっ立てる

その顔が愉快でさ

そして君はまた騙される

荒い息 虚しくも 空を撫でる指先

助けを乞う暇など与えはしない

対にされた両手首

地に着かない爪先

眩しいほど白い部屋

君には見えないだろうけど

博愛主義者さえも愛せぬように

奥深く暴いてやろう

ドロドロと流れ出る不可侵の聖域

理性は捨てなよ君は感情の生き物

鳴り響くは嬌声 裏返りそうな肉壁

俺でなきゃ逝けないんだと

口にするまで

耳鳴りがおさまった頃

震えるのも飽きたような仕草で

何を探ってんの

薬指のリングは 諸共標本行きさ

天国が好きだろう皆

ファストパスだって

自慢気に語りな

神様への祈りもいいが

まだわかっていないみたいだな

今縋るべき神は俺

俺 俺だろう

何があったか知らないが

何を悲しむ事がある

クラクラするほど

綺麗になれたじゃないか

赤黒い粘膜が 君の中身掻き回す

それだけが俺の愉しみなんだ