夏祭り - azusa (満梓)
詞:azusa
曲:azusa
遠く浮かぶ 幽玄の月
丘の上へ続く坂道
浴衣姿 慣れない足取り
歩幅合わせ歩いてゆこう
ぬるい風が 額を湿らせて
君の頭上 夜空に咲く花
抱きしめたい
夏祭り 君はただ
夜空を見つめるばかり
かき消されてく声を
届けたくて近づいた
耳元でたったひとこと
言いたかった 傍にいて
夢を乗せて まわるメリーゴーランド
また来ようねって約束して
八景島 人の群れが過ぎ去った後
ゆっくり帰ろう
人も減った 丘の上寝転んで
見上げた星達
手が届きそうな程 眩しい
夏祭り 君はただ
夜空を見つめるばかり
そっと手をつないだら
笑ってくれるだろうか
ああサヨナラの前に一言
言いたかった 傍にいて
いつか.夏祭り 君は僕だけを
見てくれるだろうか
かき消されてく声を
届けたくて近づいた
耳元でたったひとこと
言いたかった 傍にいて
夜空に消えた 夏の花火