軋轢の夢 - RHR
面影夏と忘却夢の
また夢描く淡く白く
鮮やかに彩られよう
とも変わることはない
花の散り行く様に
見惚れるのは私の辿る道を
穢れと呼ぶに到らせる
理由なのだろうか
不可思議を解いた式を
殺したなら最後青を見る
そこにはさ全てを
受け入れた悲しみも無くて
誰もが形失ってしまった
世界はもう溶け合うように
私の心を隠す為の真実だろう
伝えたい事は時間のように
無常さを知らない
侭で在ってと
破った腕はとうに
温度を覚えてはいない
夜桜が雨に落とされた
世界が私の心模様
そこにはさ全てを
受け入れた幻想も消えて
今思い出す全ての
言葉を使って決めよう
今思い描く君を突き
放さず居れるように
境界は夢と現の間に
確かにある筈だと
そこにはさ全てを
手に入れた実感も無くて