鉄槌ノ翅 - 仲村芽衣子

词：仲村芽衣子

曲：青田新名

太陽に身を灼いた瞬間

なんか頼りなくて

雑踏に紛れて歩いた孤独拒んだ

安心はすぐに消え去った

虚しさの中で

広大な鳥かごに散った自由を

クラクラクラクラクラクラクラリ

クラクラ暮れゆく翳りの底で

堕天使は今

穢れて行くの嗚呼

果て無き空が届かなくなるまで

堕ちて逝くのか純白の翅も

二つの影が重なり合う時

腫れた邪念も夜風に消えてく

誓いの指輪で煌めく

暗い箱庭の中で

瞳を閉じて指折り数えた

時の数だけ痛みを感じて

生きる意味さえ探した時には

狂おしい気がした

失うことに恐れを感じて

絡めた指も緩められなくて

自由と言う名の迷路に

囚われていた

グラグラグラグラ

グラグラグラリ

グラグラぐらつく視界を越えて

堕天使は今

慟哭を裂き嗚呼

色褪せていく心地よい世界で

取り巻くすべて芥と消えるまで

堕ちた場所から見上げた夜空に

戻ることなど赦されないのに

それでも断罪の手から

逃げる術はないだろう

朽ちた鼓動が耳を蝕んでも

生まれた愛を永久に刻むから

輪廻の意志が神だと言うのなら

共に果てよう純白の翅と

あの頃叶うと信じて

明日を待ちわびた日々を