やきもち - 柳裕美 (柳ひろみ)
手が触れたら決まって
ほかのこのことを考える
あなたの生きてきた何十何年
あたしが精算できたらいいのに
香水の香りは
決まって誰と選んだの
あたしのまけじとかおって
あなたにあたしを巻きう巻きう
あれ
せかっくの甘い言葉だって
何回目だろう
疑って怒って逃げ出して
あなたがいるということ
考えてみた
昨日夜も
今日のあたしがかわいいの
あなたのせいだせいだせいだ
なんて
あなたを好きと
いうことを考えてみた
昨日よりも
今日のあたしが悲しいのは
あなたのせいだせいだせいだ
なんて
この城はあなたせいだ
連絡こかると
すぐほかのこのことを考える
あなたの周りの何十何人
あたしより
かわいい子なければいいのに
あれ
せっかくこの甘い約束も
あたしすぐに忘れて
目が覚めて投げ出して
あなたがいると
いうことを考えてみた
昨日よりも
今日のあなたがいとしいのは
あなたのせいだせいだせいだ
なんて
あなたを好きと
いうことを考えてみた
昨日よりも
今日のあなたが好きなのは
あなたのせいだせいだせいだ
なんて
あなたを好きなのは
あなたのせいだ
なんて
そうやっておこらないで
全部あなたのせいなんだ
いらすこいつか前で
しょうがないだと抱きしめて
こっちだよと手を引いて
あなたがいると
いうことを考えてみた
昨日よりも
今日のあたしがかわいいのは
あなたのせいだせいだせいだ
なんて
あなたを好きと
いうことを考えてみた
昨日よりも
今日のあたしが悲しいのは
あなたのせいだせいだせいだ
なんて
あなたを好きと
いうことを考えてみた
昨日よりも
今日のあなたが好きなのは
あなたのせいだせいだせいだ
なんて
あなたを好きなのは
あなたのせいだ