風見幽香の群青日和 - 723
口笛吹いて
飛んで探す
夏の蕾
雲の上まで
咲かせたい
お気に入りの花を
睫毛にのせた
あつい陽差し
こぼれ落ちて
足元にまで響いてる
火傷しそうね
あの空の青は透ける
全部お見通しよ
嘘つきだったら
ついて来ないで
あざやかに散る花を
想うとあなたなんて
日傘の隣には入れてあげない
瞬きしても消えないこの小さな恋
照れくさいから傘で隠し
からかうだけよ
ねぇ勘違いなら
他所でしてね
暇じゃないの
枯れた花にも水をあげる
それだけのこと
宿る命と心は
人も同じだろう
季節を彩り繰り返すの
眩しい太陽を浴び
色褪せてゆくだけ
離れてしまっても
また会えるでしょう
陽炎揺れる
向こうに内緒の話
溶けて無くしてしまうかな
聴いて
あの空の青は透ける
全部お見通しよ
目をそらしたって
すぐわかるの
あざやかに散る花を
想うとあなたなんて
日傘の隣には入れてあげない