小礼:小さい頃はそう呼んでたの。
小礼:じいちゃんね。
小礼: 私が話す最初の言葉をどうしても「じいじ」にしたかったらしくって。
小礼:1ヶ月ぐらいずっと私の側にいたんだって。
健三: さすがファーストキスを奪った男は違う な。
小礼:だから、あんなのファーストキスに入らないから。
健三:じゃあ、いつなの。
小礼: やっぱり覚えてないんだ、ケンゾー。
小礼:ケンゾーだよ。
健三:俺?
小礼:小学校の時の運動会、
小礼:2人3脚で転んで どさくさに紛れてした でしょう。
小礼:もう最悪 。
小礼:私のファーストキスを奪っといて。
健三:そんなのファーストキスのうちに入んねえだろ。
小礼:何で勝手に入らないって決めるの。
小礼:覚えてないくせに、そんなこと言う権利ないでしょう。
小礼:ほんと肝心なことはなんも覚えてないのね 。
小礼:どうでもいいことばっか覚えててさ。
小礼:小时候就是那样叫的。 小礼:爷爷他啊。 小礼:无论如何都想要让我学会的第一句话就是喊他的名字。 小礼:整整一个月都陪在我身边。 健三:真不愧是夺走初吻的男人 果然不一样。 小礼:都说了那不算初吻。 健三:那是什么时候。 小礼:健三果然不记得了。 小礼:就是你啊。 健三:我? 小礼:国小时的运动会。 小礼:跑两人三脚时摔成一团结果不小心亲到了呀。 小礼:讨厌死了。 小礼:居然抢走我的初吻。 健三:那种哪算是初吻。 小礼:凭什么你说不算就不算呢。 小礼:明明不记得了还说这种话你才没权利呢。 小礼:真的是重要的事一件也不记得。 小礼:净记些无所谓的东西。