宵祭り - 綺羅 (きら)
玉簾揺らめいて月灯りふわり
薄化粧紅ひとつ
芳しき香りに誘われてく
静かな時の満つる夜
待ちわびた銀の船
水際にゆらり
花飾りたおやかに
光さす帆先へ続いて行く
静かな舟出大空へ
いざや楽しこの夜の宴
迎え集い語り尽くすせぬ
夢を愛をありがとう
胸に秘めて逝くよ
天つ風雲の波
足下にふわり
見下ろせば蜃気楼
まぶしさに身体も
溶かされてく
はるかな調べ宵祭り
いざや響けこの夜の宴
巡り果てた数えきれない
命灯しいつまでも
愛が実るように
砂の海に積もる涙も
星の川を輝きつくす
時を越えていつまでも
そして今は続く
いざやさらば
この世の宴
迎え集い語り尽くせぬ
夢を愛をありがとう
胸に秘めて逝くよ