電車のドアが閉まって思った
もう戻れないんだと
今はここにあった筈なのに
無くなってから気づくんだ
いつも遅いと分かってるのにまた
同じ繰り返し馬鹿みたい
あの時伝えられなかった言葉は
電車の音で聞こえやしない
今じゃ意味は無くなってしまった言葉
あの時に言わなければなかった
それを言わなかった
だから今の僕がいるって事に
気がついて胸が痛むの
想像した何倍ものスピードで繰り返される日常が
一生が一瞬にでも感じる程の速さで進む 忙しなく
年を重ねるごとに最後が増えて今が死んでいく
もう一度なんて
もう二度と来ない今日が終わる
何か始まるわけでもなくただ佇むの
いつしか君と会うことも最後になってしまう
だから今思う事は今伝えなきゃ
今に生きる自分を置いて逝けないの
言いたい事を言わないのが大人
それが当たり前だと
助けてと言いたい筈なのに
嫌な事にも慣れて
悔しかったことも悔しく無くなって
悲しみに慣れて泣けなくて
命を大切にしろって言うけど
もう傷つきたくはないから
自分で終わらせる為飛び込むの
それも命を大切にする
ことなのかもね
それぞれの価値観理解不能
お前らなんかが分かるはずがない
死にたくて生まれてきたわけじゃない
裂けそうな胸が叫ぶの
空いた穴を埋めるはずだった
君を忘れようとも努力した
その度に思い出す
呼吸も匂いと共に蘇えり 切なくて
妄想よりも輝いてる君は一体何でできてるの
もう一度なんて
もう二度と会えない
思い出に縋り付くだけの人生ただ佇むの
本当に君と会うことも最後になってしまって
もしもあの時言えたら過去は変わったかな
今に生きる自分が憎くて辛くて
戻りたいけど 戻れないから
そういう風にできてる
この世の中で いきたくないのに
行かなきゃいけないんだ
望んだって 止められない
時間は前しか向いてない
僕らまだ 過去に取り残されて
今が無くっていくことに気が付かないから
今を大事にできない愚かで
不器用で 愛しく思うよ
想像した
想像した何倍ものスピードで繰り返される日常が
一生が一瞬にでも感じる程の速さで進む 忙しなく
年を重ねるごとに最後が増えて今が死んでいく
もう一度なんて
もう二度と来ない今日が終わる
何か始まるわけでもなくただ佇むの
いつしか君と会うことも最後になってしまう
だから今思う事は今伝えなきゃ
今に生きる自分を信じて生きたいでしょ