ゴリラの雨 音のなかで笑え

濁って黒ずんだシャツのままで

居心地の悪さを味わえよ

思えばずっと そう

忘れられててラッキーだっただけ

纏わりつく空気 重く肺を汚した

長い長い 夜明けを待つ時間

逃げこんだマック 笑えないな上手く

苦しくなる呼吸 ただ明日に恐怖

喧騒 入り乱れる街

ここなら生きていける

そんな気がした 間違いしかない人生

待ち侘びても誰も来ないらしいぜ

雨が心地良い 街にとけていく

意味もないから 今日は これで

誰のためでも 誰のせいでも

ないこの雨が 好きだ 好きだ

いつも気づけばそう 袋小路に

迷い込んでは 祈ってばかりでsorry

悲劇のヒロインみたいにしとけば

誤魔化せるって 聞いたもんでさ

一杯ひっかけて 雨でさまして

酩酊って割と技術だね

知ったようなこと言ってバース続く

ゆるやかに転がっていく

満ち足りた暮らしには程遠いな

この手にあるものだけを

見るにはまだ若いかもな 終わらないな

排水溝を伝って流れてくる雨

あれが俺らだって あなたはそう言ったね

ようやく少し分かってきた気がするけど

わかればわかるほど

駄目になってるとも 思う

雨が心地良い 街にとけていく

意味もないから 今日は これで

誰のためでも 誰のせいでも

ないこの雨が 好きだ 好きだ