伝え損ねた 言葉 ひとつひとつが
行き場をなくして ふわふわ 漂う
もう届きはしないと わかってるのに
あぁ なぜだろう 溢れちゃうんだ
まだ ほんとのこと 君に言えてないよ
ありがとうや ごめんねだって ありきたりな言葉も
遥か遠く 君がいた街まで
今すぐに飛んでいけたら
君がいた証を辿って
一つ一つ 思い出を掬おう
あぁ ここがウェイポイント
君と僕とで立てた旗が
なびく場所
心は思ったよりも 少し丈夫で
痛みに鈍感なふりが得意みたい
声も届かないほど 深く隠して
あぁ なぜだろう まだ笑えんだ
それでもいつの間にか ボロボロになってたこと
目がまわるような日々に 置いて行かれないように
当たり前に過ぎていく日々が
明日には崩れ去っても
脈を打つ この体だけは
一人にしないように掴むから
行きたい場所にはいけなくても
会いたい人には会えなくても
一人で 一人で 歩いてきたんだ
朝は勝手にやってくるからさ
遥か遠く 君がいた街まで
今すぐに 飛んでいけたら
溢れ出す 記憶と言葉は
いつまでもあの街に眠るから
あぁ ここがウェイポイント
君と僕とで 立てた旗が
なびく場所
あぁ ここがウェイポイント
君と僕の 笑い声が
響く場所