最後の声は遠ざかって
一雫だけ落ちる涙のように
星達が瞬きする静かな夜に
時の流れに消えゆく刹那
儚さの中 宿る
かけがえのない光
その足跡の意味を
命の鐘が未来紡ぐ
響き渡ったあの旋律の彼方
窓辺には月の明かり 懐かしい音
奏でた歌は導きの印
約束の地へ届け
手にした輝きの芽と
希望を絶やさぬように
崩れるほど笑ったあの日々も
溢れるほど泣いたあの日々も
全て愛しくて眩い
この宝石は何色かな
息づく地球と宇宙の片隅で
生まれた奇跡 抱いて
目覚める新たなる意志
巡り合うこと
時の流れに消えゆく刹那
儚さの中 宿る
かけがえのない光
その足跡を残して