午前三時の太陽光線 - 蜉蝣 (かげろう)
夜見上げた空
不機嫌な僕は彼を探してる
今は裏側にいる
赤く燃える優しい太陽
いつも不自由だと
嘆いてただけど其処には此処には
本当の自由が
隠れていた事に気付いたよ
風に吹き消された
当たり前だと思ってた現実
そうただ「信じてた」
それが無くなった不安
消せるのは自分しかいない
今は
叫ぶ事しか僕には
出来なかった疑い続けた
笑ったフリをして
強がった姿だけ見せた
だけど君には
いつでも被害者ぶって見せた
教えてよ本当の僕は
どんな人どんな顔をしてるの
前が見えず
叫ぶ事しか僕には
出来なかった疑い続けた
いつも見返りを求め過ぎて
君を傷付けてた
いつしか太陽が
背を向け遠ざかっていった
この手でこの指で
この夜を壊せたらこの苛立ちは
暗く狭いこの部屋で
いつも頭を抱えてた
入り口には
もう戻れはしない出口を
探し続けよう