魂音泉
专辑:《THE SELECTED WORKS OF TAMAONSEN》
更新时间:2025-01-18 00:31:28
文件格式:mp3
コモン・スカイ - 魂音泉 (たまおんせん)
词:笥箪
曲:ZUN
あの鳥は現の空を
枝留まりに見上げている
休ませた翼の当て所もなく
緑になす野に風が流れ
瞼に焼け付くネオンライト
煤けた手で落としたブレーカー
暗闇の中ケータイ片手に
俯き加減で歩く少年少女
電脳と幻想に苛まれながら
「平気」と二重に嘘を重ねた
飛ぶ鳥は昔の空を
惜しむこと無く此処を先途と
はためかせた翼の行方知れず
残した羽根も風に巻かれ
僅かに焼け残ったモラル
埋もれたまま手付かずのリテラシー
指先ひとつで果たせることなど
両手で数えられる程もない
現実と理想では少し違ったけど
「素敵」と言える日はきっと来るから
飛ぶ鳥は寂れた空を
惜しみながらも越えて往くだろう
傾けた翼の向かう先に
芽生えた苗も風に抱かれ
飛びたくて飛べなくて
伸びる轍と飛行機雲
踏みしめた土の固さに
想いを馳せて道は続く
人間は昔も今も
そこに広がる空を見上げて
苔生した奇跡を信じて
歩き続ける風と共に