刻の透かし絵 - 吉岡亜衣加
詞:上園彩結音
曲:鶴由雄
清やかな絆で 浅葱の空へ祈り、繋ごう
声の彩で分かり合うほど
同じ夢に集ひし日々よ
記憶の襖を 開けるたび風が
出逢えた由縁を謳う
不器用な一途さこそが真実の強さと
あの日 気づかせてくれた
麗らかに耀う
木洩れ日の眼差しで見守る
…それぞれの想いの透き間埋める
光になりたい
果てなき途 何処へ往こうと
今、此処が決めた場所だから
願いは欄間の透かし彫りに似て
熱く 魂象る
太陽も雨雲さえも抱く空に焦がれ
涙 怖れず纏って
誇らかにたゆたう
この刻がとこしへであるやうに
…笑い声 響かせ
明日の向こうも 幸で染めたい
清やかな絆で 浅葱の空へ誓い、束ねて
…この胸の透かし絵
共にかざせば 希望 生まるる