Isle
Notes
鈍色聴
更新时间:2025-04-06 01:51:53
文件格式:flac
何かを忘れたような そんな気がしていた
照り返した言葉は空に溶けた
陽射しを背に歩いた 揺らぐ視界の向こうは
願いの残滓が聞こえそうな溟海の底
記憶の花弁がひとひら 捉えては見失いそう
絵日記に仕舞い込んだ 忘れないように 明日も
零れた砂の粒を 波間に手繰り寄せた
押し寄せる日々に 崩れ去ったとしても
何気ない景色にさえ もう二度と還れないから
透明な声を夏の日記に そっと書き留めて
誰かを忘れたような そんな気がしていた
繰り返し集めては海に消えた
祠の片隅に刻まれた伝承は
迷える少女の行く末を今に伝える
管に繋がれた君が 脳裏を不意に過って
いつからなのだろう 夢を見るたび忘れて
零れた砂の粒を 波間に手繰り寄せた
過ぎ去っていく日々を 忘れ去ったとしても
何気ない景色にさえ もう二度と還れないから
残された夏のページはこれからも空白で