暁に問う - うどんず/蒼姫ラピス
词:うどんず
曲:うどんず
ざらついた僕の手に
微かに残る赤色
錆びた痛みが染みていく
心臓の奥で響く鼓動速くなる
乾いた空気が僕にそっと呟いた
未来はもうこの手から零れ落ちた
悲しみが交差する空
群青の彼方に射つ紅
繋いだはずの温もりはもう消えた
冴えない僕にもどうか教えてよ
ちぎれた心戻す術を
透明な言葉濁らせるのは暁の空
震える僕の手に握り締めた鈍色
深く刻みこんだ傷に意味はない
それならばこのまま抉るだけ
汚れた身体を空に投げ出しても
未来はこの手には戻らないよ
光の結晶が胸を刺す
月明り陰る夜明けの街
君影揺らめいて僕に何を問う
不感症な僕にも教えてよ
歪んだ音に溶ける術を
記憶曖昧な世界が
満ちていく暁の空
何一つ叶わない明日に昇る太陽
きっとそれは身体を
流れる血液になる
熱く蕩けた僕の空
幾つもの感情が交差する
痺れた心にまだ僕は何を問う
崩れそうな僕にも教えてよ
この世界を生きていく意味を
諸行無常の彼誰時散る暁の空