波のゆくさき - THE RICECOOKERS
詞:藤井恒太
曲:藤井恒太
いつのまにか止まったまま
波のシズクと消えたあしあと
Maybe it's just me
冷たくからみつく
Wanting so much
流れは早さをまして
いつもと同じ夢の中
めざめる事におびえて、
ふるえて
The sun against my will
陽がおとす影は
Never again the same
二度と重なることもない
まぶしく映る
おもかげさえも
波に揺られて
かたち変えてく
色を失くした
思いとともに
流されてゆけ
波のゆくさきへ
いつかと同じこの場所で
すくいあげた命のかけらは
Now lose it all again
指のすきまから
I won't even recognize you
こぼれ落ちてゆく
ひかりのしぶきを
あげるあの夜空も
そのひとみには
もう映らない
意味を失くした
ねがいとともに
流されてゆけ
波のゆくさきへ
ああ
新しい朝日が
包み込んでゆく
また始まる日々の中
動き出して
果てなく続く
命のらせんが
まじわることを
きせきと呼ぶなら
それはあのとき
二人が出会った
最初で最後のしゅんかん
まぶしく映る
おもかげさえも
波に揺られて
かたち変えてく
色を失くした
思いとともに
流されてゆけ
波のゆくさきへ
時は動き出す
手に握りしめた
記憶の破片は
一つだけでいい
ただひとりきり
また歩き出す
目の前を照らす
光のさきへ
全てを飲み込んで
Wanting so much
ただ流されてゆけ
誰も知らない
波のゆくさきへ