虚無 - LiSA (织部里沙)
詞:LiSA
曲:カヨコ
さっきまで躊躇してたのに
触れた程度で揺れるココロ
愛なんてばかばかしい
一つ経験が増えるたびに
「こんなはずじゃ」と悔やんだけど
染み付いて癖になる
全て委ねては知った
もろい現実
撫でられても重なっても
アタシはアタシしか信じない
なぞる歩道曲がり角で
今夜誰かとフォークダンス
ぶらりさまよう街
孤独の歌をくちずさむ
擦れてないよ綺麗すぎた
母ゆずりの名前さえも
忘れたのよ
帰る場所などないから
ヒトリデイイ
纏った毛並みを整えて
甘い声と揺らす尻尾で
誘うのはヒマつぶし
また一つ嘘が増えた夜は
罪の意識と口答えを
カクテルにして飲み干す
等しく持って
生まれたはずの未来図
恨んでも恨んでも
アタシはアタシでしかないから
雷雨に打たれ排気にまみれ
見つけたアタシのスタンス
つたう雨粒が
涙をそっと紛らわす
アタシが今消えたとしても
きっと誰も気づかないわ
いつかはどうせ一人になるんだし
キラクデイイ
何度も繰り返した悲劇のピリオド
少しずつひび割れたココロ
撒き散らす破片そう守るため
傷つくのはもう辛いじゃない
誰ヒトリこれ以上
アタシのテリトリー越えないで
なぞる歩道曲がり角で
通りすがりのフォークダンス
まぶしすぎる太陽背を向け
今日も歩き出す
ガラスの靴辿り
いつか王子様が迎えに来ても
遅すぎたわあいにくね
アタシはもうヒトリデイイ