Vivid Lila
月乃
更新时间:2025-04-13 01:19:36
文件格式:flac
白昼夢みたいな 幻想じゃないのにね
青空の速度 それすら忘れて
不器用なりにただ
夢を描いていた だけど
手のひらから零れ落ちた あの夏
時が進んでいく理由なんてないのかな
変わり続けてく世界は残酷
震える手をそっと深呼吸で誤魔化して
ぎこちないまま 大人になる
真夏日に見た海の青さが
瞳の奥底に焼き付く
思い出は今も眩しくて
浸りたいと望むほどに消えてしまう
揺れ動いた淡い想い 遠い蜃気楼
ふがいないや、僕らはまだ彷徨ってる
全てが思い出に変わってく その前にさ
見上げていた高い空に
溶け残った夏を探す
別に区切りとかあるわけじゃないのなら
ノスタルジーだとか必要ないかな
カラリ音立てたグラスに伝った水滴
いつのものか覚えてないしな
霞んでいく陽炎 その温度さえも
くだんないや、このままかき消されてよ
鳴き止んだ蝉達 未練を飲み込んだら
赤い陽射し 内に抱いて
色を変える街のその最中にただ
いつかの約束は 変わらないまま
留まらないもの 取りこぼしてばかりでも
あきらめより未来へゆけたら
覚えていたい足音 青過ぎた日々
わかんないや、記憶を風が攫ってく
どれくらいの速さで明日に向かっていれば
いつか君に追いつけるの
夏の空の一雫へ