花舞い落ちる
君潤しげにただ晴れるの待つ
白妙の衣纏し君
いまだにしらぬ恋心
侘しき日々の行先
奇を衒えと僕はただ
覚束ない言葉並べて
ただ振る袖の靡き見惚れ
今日のこの日を
晴らしましょうか
ただの冗談でしょと笑って
ほら、目を細め薄笑い
ほらその顔
それが晴れでしょ
ユノ
たしかに僕らどこか子供みたいに
無垢を纏う
久方の光のどけき春、花散り
忘れていたこころに在る貧しさや
陰で咲くドクダミの
浅く切れども確かに薫る暗闇が
僕らを包むでしょう
悲しみ一つ
散らせましょうか
笑い合ったあの日想って
ユノ
君だけが笑えれば
って言ったら君は
悲しくわらうでしょ
ああ
微笑み一つ
咲かせましょうか
いつものやつでしょと君
そう
ばかみたい
今だけは笑い物にさせてよ
私、春