Midsummer Night's Masquerade - Komine/Foolen
词:foolen
编曲:100-200
薄暗い森で
膝抱えて見える
散らばる星屑
眠る夜空
羊を数え続け
冷めた紅茶に
こっそりと溜息溶かして
ラジオから
流れ込む
歌のセリフ
「愛する」は「幸せ」と
言いかけ
ぬいぐるみを抱えて
ぼんやりと眺める
窓の外
お月様
まんまる
古い本のページめくる
空気に溶けた塵の色
軋む時計の音が告げる
真夏の夜の夢の幕開けを
「それでこの本も借りていくぜ
じゃな」
「ちょちょっと
また読んでいるから返してよ
あーあー
魔理沙ってやつは本当にもう」
「あらあら
一人で寂しく紅茶を飲むのが
可哀相だわ
人形師のお嬢ちゃん」
「え?紫まで勝手に人の家を
って全然寂しい
なんかないじゃない」
「ほほではうちの宴会にも
参りましょう?
ほらあの子も一度誘ったし」
「だから
全然さびしくないと言ったよ」
「これからうさぎの穴へ
落ちていくけど
ご心配なく」
「ああれな何すん
うわああああああ」
鏡の向こうに
奇妙な境界が歪む
「一人きり
過ごす夜も終わり」
綴る言葉のその意味も分からずに
知らないうち
裂ける隙間へ
心にさざ波が
淡く広がる
すり抜ける風に少し揺れて
今宵また
スパークが
打ち上げ花火のよう
いつの日も
恋色に
凛と咲く
魔女達のための舞踏会
終りなき迷路の中
エコーがかかるその言葉
『好き』
止めどなく騒ぐ
明けない夜へ