必要悪の苦悩 - Olos/初音未来 (初音ミク)
词:Olos
曲:Olos
馬鹿げた相互監視の時代
逃げ場もなくまるで要塞
誰も彼も
致死量の正義感を飲み込んでる
真には正義も悪もない
社会適合 不適合 好き 嫌い
たったそれだけのことだろう
愛されるあの子が正の解で
そこに背く奴は間違い?
善悪を歪ませるのはいつも
媚びへつらい笑う道化たち
お前のことだ没個性
抗議する頭は残ってるかい?
まだ走れるのならば さぁ
己の足で逃げ出してみろ
薄っぺらい言葉の羅列が
作り出す愚かなステージ
捕らわれた者は気づきもせず
ただ歌う ララララララ
はたと気付く
これは歌なんかじゃなく
ただの叫喚だと
その時すでに喉は枯れ果てていた
許されるはずもない反逆の戦いを
妄想してみては
現実の己の不甲斐なさに
叩きのめされているんだろう?
ならば行こう没個性
右へ倣う屍を踏みつけて
誓いの言葉をほら さぁ
銃声にすら負けぬ声量で
心臓が脈打つことが
生きていることではないと
何回思い知らされたかしれない
お望みの結末が
用意できる保証はないけど
鮮烈な景色は見せてやる
だから今 這い上がって足掻け
さぁ始めようか没個性
誰も見たことの無い復讐劇を
刃も盾もいらない
お似合いの弱さだけ持って
成り下がれ
強くて弱い嫌われ者の必要悪に
君を君たらしめる
あまりにも利己的な正義
その手に掲げ 大袈裟に叫んでさ