一 32 /4(男)
暗い浮世うの この裏町を---
覗く冷つめたい こぼれ陽びよ---
なまじかけるな 薄情け--
夢も佗しい o 夜の花---
二 0 / 4 (女)
誰に踏まれて 咲こうと散ろうと---
要らぬお世話さ 放っときな---
渡る世間を 舌打ちで---
すねた妾が o なぜ悪い---
三 40/ 4(男)
やけにふかした 煙草のけむり---
心うつろな おにあざみ---
ままよ火の酒 あおろうと---
夜の花なら o くるい咲き---
四 0 / 4 (女)
霧の深さに 隱れて泣いた---
夢が一つの 想い出さ---
泣いて淚が 枯れたなら---
明日の光りを o 胸に抱く---