七ツ風 - ナナツカゼ
词:nakotanmaru
曲:PIKASONIC
秋時雨と霞む夕日が
揃ったある日のこと
まだ小さな少女は
この街を駆け抜けた
運命の様に誘い出され
視界が赤くなっていく
そこに佇むのは
侘しさを纏った君だけ
夢のフラッシュバック
嗚呼 意識が遠のいてく
憐れむ 僕の記憶この温もり
二度と手放せない憶那
花緑青のような君が去っても
揚々とこの物語はまだ続いている
七つの風それは言い伝え
半信半疑の中
まだ小さな少女は
非力ながらに悟った
君は高い所が好きだった
最期の日もそこから降りたっけ
なんだか君に似てるなんて独り言
馬鹿馬鹿しいや
もうすぐ針が登る
今度こそ離れないで
愛する 僕の記憶と相反に
心まで届かない温もり
壊れていくのが清々する程
この現実世界はただ狂っている
1つ願いを叶えましょうと
貴方と引き換えに
立ちすくむ僕はただ
必死に手を合わせて
花呼ぶ 僕の声がただ響いて
この街も独りぼっちも
やっと愛せたのに
君がいないと意味なんてないから
君呼ぶ 僕の嗚咽と秋時雨
混ざり合う健気な心音
花緑青のような君が去っても
揚々とこの物語はただ
君だけがいればいいんだから
君だけが僕の全てだ
だから此処で眠らせて
止まる鼓動の音がした