闇と光の間の - 結城京華
消さないで祈ること
小さな優しさも
重ねてた思い出は月夜だけ
消せないわ貴方との
一言約束も
儚くて淡い夢擦れてく
望めば望むほど離れてゆく
独り籠の中に隠れ
淡い明け色へと染まる時
ともに崩れて行く迷路と
夕闇に解けてしまいそな声
朽ち果て消えゆく幻想
月明かり浮かぶ長い影へと
伸ばす手届かずに止めた
いつの日かこの願い
かないますようにと
抱きとめた風景を
銀色に
もう一度踏み出て
二人の距離つめて
この手と手
暖かな温もりを
強がって傷つけて
触れ合い離れてく
永遠の回廊はその先に
白に眠る私の色たちが
廻りゆくたびに恋しく
冷たき水に沈む泡に
浮かんだ笑顔はいとおしく
仰ぎ見た世界に映るモノは
造り出された欠片達
舞い散る風花ゆらり揺れ
見えないものも描いてた
いつの日かこの願い
叶いますようにと
白い雪に願いは熔けてゆく