眩暈の波紋 - 早见沙织 (はやみ さおり)
词:マイクスギヤマ
曲:東大路憲太
编曲:東大路憲太
敷かれた ひとすじの道
迷わず 歩いて行けば
誰もが 幸せになる
波風も立たずに
「在り来たりばかり
永久に並べて
滑り落ちたなら 後の祭り」
誰が歌う この胸の中
今 覗き込んだ 水鏡
水面に舞う 花びらは無情
私の知らない私を
さも隠すように散る
嗚呼 ヒラリハラリ
心を揺らしたあと
眩暈の波紋が残る
揃えた 白い指先
ほどけば 戸惑いの風
後ろの 正面は何
回る回る 渦の中
名前を継ぐ 道のりは非情
近づくほど 遠ざかるの
何故 光あれば影
嗚呼 ヒラリハラリ
ひとひら ナミダのように 今
「空の糸を 永久に見上げて
ただ心だけが 要返し」
夢の中で 夢を見るより
己を信じ掴む
散る日を知っていても
サクラはきっと強く
命を燃やすから美しい
嗚呼 ヒラリハラリ
不安が消えてゆくよ
ひたすらにのぼる 何処までも
水面に舞う 凛とした微笑
本当の私を見せたい
さぁめぐる季節と
ともに生まれ変わる
新たなあけぼの 眺めながら
嗚呼 嗚呼
眩暈の波紋の先へ