味気ない朝が無機質に僕を起こして

代わり映えのない 無色透明な日常

流しっぱなしの音の向こう逃げてみても

ひとりぼっちの寂しさ纏われたままで

虚しいほどに 染まっていく空のグラデーション

思い出すのは 星も青く光る場所

広がる無限の夜空 目を奪われたまま

夢中になって踏み出した 僕にも描けるかな

遠くのどこかで君が 待ってくれているなら

始めよう 夜明けまで君と 秘密の基地を作ろう

君との日々は 涙さえ輝いてて

代わり映えのない 日常さえ宝石になる

流れる星の行き着く先を憂う時に

夜の隙間が僕たちに手を振った

広がる無限の縹 目を奪われたまま

夢中になって飛び込んだ びしょ濡れでも笑った

遠くのどこかで君が不安になった日は

手を握って

これからはずっと 僕がそばにいるから

こんなにも夜が ありきたりな毎日が

切ないほどに愛しくなったのは

一分一秒 分け合えるから

泣き虫で寂しがりの弱気な僕だけど

君が居場所をくれた

好きと叫んでくれた

広がる僕の世界は 君が名前を呼べば

水縹色に染まるから

僕は幸せだ