足元を舞う兆し うなだれる空の下
生暖かな吐息 髪と頬をかすめ ざわつく胸の内
掴むこと叶わないもの达に 煽られては
灰色を翻し 脆い背中を晒した
翼などないと承知で
逸るままに 高みへと踏み出せば
仆のつま先から始まる物语
喜び怒り泣き 暴れる风の中で
巻き込まれた君と会い 互いに手を伸ばした
激しくうねる
吸い寄せた心の 叫びを捕まえて
呼吸さえ忘れて あがいた日々の记忆
行方の知れない明日に 刻みつける印
谁かに触れて光る
古伤に巻きついた 端切れが过去になびく
目を闭じて思い出す
振り切れない痛み 数えては隠した
届かない歯痒さに 揺れては打ち砕かれて
それでも留まるのは 强さを秘めているから
暗く覆う彼方仰ぎ 燃える瞳
静けさを脱ぎ舍てて
蹴り上げた大地が 仆から远ざかる
近づく何もかもを 呑み込む涡の中で
目まぐるしく移りゆく饱くなきこの世界に
势いづいた
追いつ追われつして 力を呼び覚ます
流れ込んだ热が 身体を駆け巡って
散り散りになった千の梦の欠片 全て
再びここに集う
仆のつま先から始まる物语
喜び怒り泣き 暴れる风の中で
巻き込まれた君と会い 互いの手を掴んだ
激しくうねる
吸い寄せた心の 叫びを捕まえて
がむしゃらな仆らは 抗い続けるだろう
行方の知れない明日に 追い求める证
つむじを裂いて光る