恋衣 - Rhyzz
词:Rhyzz
曲:Rhyzz/Hiroki Sagawa from Asiatic Orchestra
流星へと幾度
祈った言霊は
まだ届かずに霞んだままの恋衣
彷徨う
今昔の空錆浅葱に
忘れようとすれど降り続くの
遣らずの雨
地平線揺蕩う紫は
無限に広がる満天の綺羅星の如し
一夜の花と知りながら
焦がれた得も言われぬほど美しき
挿す曙光に照る心模様
言の葉いらずな月見草
時折無邪気な笑みは
私を安め癒す縁
強く抱く恋心
例え仮初めだとしても
玉響の夢の中で
うつつに微睡む
流星へと幾度
祈った言霊は
まだ届かずに霞んだままの恋衣
彷徨う
今昔の空錆浅葱に
忘れようとすれど降り続くの
遣らずの雨
あえかな愛しき手弱女は
千切れ雲浮かぶ
夜の静寂に吹く風で
雅に踊る姿が
颦に宿り止まない恋物語
水面も凍る月夜の晩に
遠くを見つめてる愁眉
短日月の儚さを描く背には雪月花
頭上舞い散る花吹雪
落ちたひとひらの筏に
想いの全てを乗せて
今宵一途を詠う
流星へと幾度
祈った言霊は
まだ届かずに霞んだままの恋衣
彷徨う
今昔の空錆浅葱に
忘れようとすれど降り続くの
遣らずの雨
これ以上
貴方を慕えば
儘ならぬ想いは辛く
いっそ消えてしまえたら
散って輪廻に身を任せ
また来世で愛します
流星へと幾度
祈った言霊は
まだ届かずに霞んだままの恋衣
彷徨う
今昔の空錆浅葱に
忘れようとすれど降り続くの
遣らずの雨