誘いの水底～IriyamieLip-Aura(イリヤはリプアラに出逢った)～

歌：Annabel／霜月はるか

　　　　　　　　　　　　　　　　 Iriya　　Lip-Aura

昏(くら)い世界に咲く　蒼い花を見つめる

降り止まぬ雨の音　世界は遠く堕ちてゆく　　水の底　貴方の意思(こえ)は逆さまに

　　　　何処までも深い場所から聞こえる　　深い場所　呼んでる

　　　　　　いつからだろう　願うことが　　哀しみ閉ざして　偽善(うそ)ばかり飾る

　　　誰かの心　傷つけるのだと気付いた　　汚れた両手を擦り抜ける真実

　　　　淡い記憶の泡　寄せては返す波へ

　身体預けながらも　恐れた未来(あした)

　　　　　　錆び付いた過去(きのう)へと　　夢の中　貴方の意思(こえ)が

　　　　　　　　　　縋り付くのは現実？　　過去(きのう)へと　縋り付く現実

　　　　　　　何も要らない　願いもない　　恐らく涙は忘却の叫び

　　　　　　　　　　　　　過ぎ去る刻を　　その胸溢れる思い出の代わりに

　　　　　　　ただ数えている…それだけ

　　　　　水に流されて何が歪んでゆく？　　水に流されて全て歪んでゆく

　　　　　　　　　　　安らかな眠りは…　　永遠の眠りは…

　誰かの夢に存在する僕の幻影(まぼろし)　　私は貴方の“本当の願い”

　　　　　　　　　　　　ただ微笑む人形　　消えない穢(けが)れに苦しむとしても

　　　　　　　　　もしその姿望むのなら　　貴方の全てを、奥までを見せて

　　　　　　　　君の近くで僕は花になる　　想いを晒して楽になるよう

　　　　　　優しく香りながら咲くだろう　　私と共に枯れましょう

*.*""*.*""*.*""*..*""*.*""*..*

誘(さそ)いの水底(みなぞこ) ～Iriya mie Lip-Aura～

Iriya

　　Lip-Aura

昏(くら)い世界(せかい)に咲(さ)く　蒼(あお)い花(はな)を見(み)つめる

降(ふ)り止(や)まぬ雨(あめ)の音(おと)　世界(せかい)は遠(とお)く堕(お)ちてゆく

　　水(みず)の底(そこ)　貴方(あなた)の意思(こえ)は逆(さか)さまに

何処(どこ)までも深(ふか)い場所(ばしょ)から聞(き)こえる

　　深(ふか)い場所(ばしょ)　呼(よ)んでる

いつからだろう　願(ねが)うことが

　　哀(かな)しみ閉(と)ざして　偽善(うそ)ばかり飾(かざ)る

誰(だれ)かの心(こころ)　傷(きず)つけるのだと気付(きづ)いた

　　汚(よご)れた両手(りょうて)を擦(す)り抜(ぬ)ける真実(しんじつ)

淡(あわ)い記憶(きおく)の泡(あわ)　寄(よ)せては返(かえ)す波(なみ)へ

身体(あらだ)預(あず)けながらも　恐(おそ)れた未来(あした)

錆(さ)び付(つ)いた過去(きのう)へと

　　夢(ゆめ)の中(なか)　貴方(あなた)の意思(こえ)が

縋(すが)り付(つ)くのは現実(げんじつ)？

　　過去(きのう)へと　縋(すが)り付(つ)く現実(げんじつ)

何(なに)も要(い)らない　願(ねが)いもない

　　恐(おそ)らく涙(なみだ)は忘却(ぼうきゃく)の叫(さけ)び

過(す)ぎ去(さ)る刻(とき)を

　　その胸(むね)溢(あふ)れる思い出(おもいで)の代(か)わりに

ただ数(かぞ)えている…それだけ

水(みず)に流(なが)されて何(なに)が歪(ゆが)んでゆく？

　　水(みず)に流(なが)されて全(すべ)て歪(ゆが)んでゆく

安(やす)らかな眠(ねむ)りは…

　　永遠(えいえん)の眠(ねむ)りは…

誰(だれ)かの夢(ゆめ)に存在(そんざい)する僕(ぼく)の幻影(まぼろし)

　　私(わたし)は貴方(あなた)の“本当(ほんとう)の願(ねが)い”

ただ微笑(ほほえ)む人形(にんぎょう)

　　消(き)えない穢(けが)れに苦(くる)しむとしても

もしその姿(すがた)望(のぞ)むのなら

　　貴方(あなた)の全(すべ)てを、奥(おく)までを見(み)せて

君(きみ)の近(ちか)くで僕(ぼく)は花(はな)になる

　　想(おも)いを晒(さら)して楽(らく)になるよう

優(やさ)しく香(かお)りながら咲(さ)くだろう

　　私(わたし)と共(とも)に枯(か)れましょう