零れ落ちた 痛みが
水溜まりみたいに 大きくなった
底に浮かぶ星を
綺麗だなって そう思ってしまった
どんな言葉や 紡いだメロディも
あの星のようには どうしても歌えないから
歩き方は不器用なままで
光を追いかけたんだ
いつか宙を泳いだこの声が
何光年も離れた星を 繋いだら
どれだけ歪な形であろうと
僕らしか知らない 名前をつけよう
深く息を吸って飛び込むよ
だって星が 呼んでいるから
失くしたもの数えて
気づけばこんな 深いところ
増えていく 痛みだけが
僕でいること 教えてくれた
溢れだす記憶と言葉は メロディに
ありきたりでいいから
ほんとを伝えられるように
脈を打つ音がリズムになって
大きく一歩 踏み出すんだ
息が続くかわからないほどに
うんと遠く 離れた君に届いたら
誰にも見せずに 隠した傷跡
不器用なままでいい そっと触れさせてよ
暗闇を切り裂くような
あの流れ星みたいに なれなくても
僕なりの歩き方で
全て飛び越えて 会いにいくよ
君もそうしてくれたから
いつか 消えてしまうというのなら
何光年も離れた君を 見つけたら
どれだけ 時間がかかったとしても
傷だらけの体で その手を
いつか宙を泳いだこの声が
何光年も離れた 星を繋いだら
どれだけ歪な形であろうと
僕らしか知らない 名前を叫ぼう
深く息を吸って飛び込むよ
だって星が呼んでいるから
あぁ もう僕は行かなくちゃ
だって星が呼んでいるから