ル・ポールはさよならの港 - 椎名恵 (しいな めぐみ)
词:麻生圭子
曲:網倉一也
今日も彼女は待っていた
途切れた夢の続きを
今は小さな船が来るだけ
霧に煙る桟橋
潮風の隙間から
若くない横顔が覗いた
あの頃は笑いが溢れた港
彼女は輝いていた
そしてルポールはさよならの港
男は自由を択んだ
最後の kissがのこる口唇で
きっと戻ってくる 男は叫んだ
白いテープが真冬の海に舞い
消えてしまう船の音だけ響いた
今日も彼女は待っていた
もう一度愛されること
顎を引いて見つめる姿が
そう 彼女の生き方
男の悪口なら
どんな時もこぼしたことはない
いいえ
あの人は素晴らしい人よ
彼女は強く答える
だけどルポールはさよならの港
男は無言で嘘をつく
季節だけなら誰でも待てるけれど
別の明日を棄てて一つの愛を待つ
彼女のような人生もあることを
こんな寒い夜はあなたに伝えたい
いつも彼女は待っていた
ルポール季節の港で