ひらいた手のひら

二人のしるしは

いま生まれ変わる世界

明日の答え占っていく

紡いでく日々も

吹き抜ける風も

透き通る日差しの中

ずっと見つめていた

君と誓う瞬間を

綴るメモリー

君にひとつだけ　ほら

問いかける　いまも

彷徨うたび　唱えた君の声が

二人望んだ場所を　照らすの

叶えるたび　こぼれてく一欠（ひとかけ）の

想いを胸に

二人の側に

未来（あした）の風が吹く

つないでく扉

二人で開けたら

いま動き出す永遠

明日の風が髪を撫でる

見つめた瞳は

交わした言葉は

物語駆けてく空

ずっと信じていた

やっと巡り会う夢を

なぞるメロディ

君とひとつだけ　そう

追い続けたいの

戸惑う手を引いた君の声が

胸の奥で静かに光るの

追い風に吹かれる背に希望のせた

届けてきっと

教えて君の

未来（あした）の風の色

傷ついた胸を強く抱きしめる

二人こぼした涙は　そうきっと

絡まる絆を結ぶ風になる

見上げる空に

二人の側に

未来（あした）の風が吹く