春を待つ人 - PolyphonicBranch (ポリフォニックブランチ)
词:PolyphonicBranch
曲:PolyphonicBranch
花咲く季節に
またねと手を振る
涙は見せないよう
桜の樹を見上げたんだ
風凪ぐ瞬間 想い出に変わる
いつまでも残り香のように
靡いてやまなかった
心の奥底にある
誰にも触れられない場所
君の優しい手は そっと潜り込み
痛みを少し愛せた
ひらり ひらり
舞い散るほどの美しさよ
さよならを今だけ忘れさせて
伝えたかった言葉たちは
やがてまた巡りくるだろうか
いつか消えてしまうと知っても
求めずには居られない
蕾はいつのまにかほころび
新しく生まれ変わるような
春を 春を待ってた
約束しようよ 安心したくて
無理やり指切りした
それはまるで幻のよう
赤い果実が実って
想いは移ろいゆけど
変わらないものを
願ってやまない
形あるものはいつか
ひらり ひらり
舞い散るような夢を見てた
手を伸ばすほどにすり抜けてゆく
淡い花びらに彩られ
その笑顔が胸に焼きついた
水面に浮かんだ花言葉は
美しい心 映す
もののあはれを慈しんでは
届かないものに想い馳せる
声を 声を聴かせて
夕日に染まった あの山を仰いだ
幼い記憶に
寄り添う影二つ 揺らめいた
変わらないものは此処に
ひらり ひらり
舞い散るほどの美しさよ
さよならを今だけ忘れさせて
伝えたかった言葉たちは
やがてまた巡りくるだろうか
いつか消えてしまうと知っても
求めずには居られない
蕾はいつのまにかほころび
新しく生まれ変わるような
春を 春を待ってた