エクスデウス - RD-Sounds
词:RD-Sounds
曲:RD-Sounds
長き長き時の果てに
数多くの禁忌に触れ
その精神を
記号という形に窶して
かつて人を脅かした
数多幾多のものを遠ざけ
もはや我々はけして
滅ぼされなどしない
未知という暗闇を
消し去って今
我々の眼前に横たわる
世界はどうだ
どれほどその色を喪ったか
われらは
機械仕掛けの神となって
全てを明かしつくしたか
それゆえ
神だったものの声に
耳を澄ますことは
もはや二度となく
もう一片の闇も消え去って
理解のできぬものなどない
全ての未知の暴いては
その神話の屍の上に立つ者よ
我々の可能性とは
未知なるものへ挑むこと
それが我らの
歩みとなったのではなかったか
未知という暗闇が
消え去った今
我々は何をして
いればいいのか
嗚呼いまや
どれほどその色を
惜しんでいるか
完成された
万能となったならそれ以上
何を産むことがあるか
答えよと
己の存在の意義は
何のためと問う
そして残された
最後の神話さえも暴こうと
こうして抱き合って
互いの存在に
己の知らないものを
求めてみようとしても
そうしたって
知らないものを
そのままにしてなどおけない
そしてひとつとなる
きっとそこにはも
『自分』しか居はしない
嗚呼静かだ
ここになにも
残されていない
畏れも希望でさえも
穏やかに
終焉を抱いて
ここで歩みを止める
もはや暴かれず
暴きつくした
成れの果てとなる
そして闇の中
何物かの神話となるように