高く高く 天目指し
凛と立つ蓮華なり
蓮華
作詞∶川村サイコ
作曲∶大西克巳
歌∶Do As Infinity
寂しさは水鏡
時忘れの京 滲む現実
キミの下宿 漱石が
栞より先に進まない
借りたままの鞄抱いた
懐かしい匂いした
ふと見かけた日々の奇蹟
伝えたいキミがいない
ごらん今日は 宵山で
重ねた歳数える
泥に負けぬ人でした
穢れなき蓮華なり
大丈夫 平気だよ
薄氷の笑顔 貫いた
人は皆 知りながら
戻れない河を渡るもの
石畳に染みる光
永遠を感じたから
渡る鳥が夏を告げて
鐘の音が背中押した
時間の鼓動 止めたくて
耳を塞ぐ されど
自分の鼓動が響くから
忘れない この先も
変わらぬ面影も
霞みゆく 名残月
キミがまだここに
いるような夜