うつろわざるもの ~ True Conclusion - 凋叶棕 (without leaf)
かつて純真に碧かったのは
私と彼方どちらだっただろうか?
解答を返さない幻想郷の
果てを見たかった
見下ろす風景に
もはや興味はなく
かつての知己も全て過去の者へと
うつろわずにはいられないのだ
全てが変わりゆく
私といえばここで
高きを極め
独り静かにそっと天を仰ぐ
この場所ならば
彼方の事がわかる気がした
そんな幻想を
どうか抱かせて欲しい
遥かな
見上げる天空に
私であったものを捧ぐ
唯一つうつろわざるものへと
向けて
為しえる事が
もうそれ以上ないなら
きっとそれは
完結なのではないか?
星はきっとまた昇るだろう
罪の意識も薄らぐだろう
抗えぬ想いに
押しつぶされてしまう
醜い現実に眼を
つぶってさえしまう
時は残酷なまでに流れて
そして全てを荒廃させる
どうやって生きても
どうやって死んでも
ああ変わらずには居られないのだ
最後に遺った
変わらない全ての根源こそが
この眼の前に美しくも残酷に
遥かな
変わらぬものに
惹かれる自分がここにいた
ああいつか変わり果てる
この身だとしても
皆置いていってしまった
けれどそれでも
この幻想郷だけは
変わらずに在り続けるだろうと
信じている
この身を委ねよう
彼方とともにあるならそれでいい
嗚呼できるなら此処で
全てを迎えたい
遥かな
変わらぬものを
うつろわざるものを抱いて
全てを受けいれながら
私は此処に居る
遥かな
見上げる天空に
私であったものを捧ぐ
唯一つうつろわざるものへと
向けて