夏の絵 (’98 Summer Version) - 涼風真世 (すずかぜまよ)/藤谷美紀 (ふじたいにみき)
詞:森雪之丞
曲:土橋雅樹
Ah静かな
午後の海辺を
綿雲散らして
夏が流れる
揺れる影桟橋で
そっと寄り添っているのに
二人まだ背を向けて
じゃれるように
喧嘩続けてるね
もしも奇跡を
ひとつ起こせると言うなら
この一瞬を
絵の中に閉じ込め
変わる時代の
騒がしさなんて知らずに
ただあなただけ
見つめたい
Ah群れから
はぐれた鳥が
明日を探して波に消えてく
人はなぜ理由もなく
泣きじゃくって
生まれるんだろう
いつか来る旅立ちに
落ちる涙予告してるようさ
もしもこの世に
悲しみ消えないままなら
天使が描く
絵の中に逃げ込み
いつも互いの
胸に楽園を感じて
ただ頬笑んでいたいのに
もしも奇跡を
ひとつ起こせると言うなら
この一瞬を
絵の中に閉じ込め
変わる時代の
騒がしさなんて知らずに
ただあなただけ見つめたい